0学について | 当たる占い師ランキング壱仟

0学は、戦前の昭和15年に日本の御射山宇彦さん（みさやまうひこ）によって考案された学問。

特許も取得され、一般社団法人も設立され、0学の試験も設けています。

広く一般的に知られている『0学占い』は、この0学の活用法の一つとして生み出されたものです。

つまり鑑定を受ける側にとって0学(0学占い)とは、歴史があり伝統的で厳格な占術に比べると、現代風で受け入れやすいモノとなっています。

0学という学問を簡単に説明すると、“運命を分析する”学問です。

運命を学問的に解明しようと、西洋・東洋を問わず、易・四柱推命・西洋占星術などの命占い、そして哲学や科学も取り入れ、

一つの視点や固定概念にとらわれず体系的に研究した学問。

ですから、0学占いで使われる専門用語には「星」や「星座」、数字の「12」という占い好きなら自然と見慣れているものが多く使われています。

0学占いをするには、生年月日が必要となります。他の命占いと同じように、生年月日からその人の運命を導きだすのですが、

0学占いの特徴は、12年を一つの周期とした“√(ルート)”のような形の運命グラフが使われることです。

算数・数学が苦手な人間にとって頭を抱えたくなりますが、心配しないでください。形が似ているだけです。

例えば一つの流行でも一つの文明でも始まれば盛んになって衰退し、衰退すると次のものが動き出しますよね。

そのように運命グラフも運勢を、

「0地点」「精算期」「開拓期」「生長期」「決定気」「健康期」「人気期」「浮気期」「再開期」「経済期」「充実期」「背信期」

という12個の要素に分けて、季節の移り変わりのように表しています。ちょうど「0地点」が真冬で、「人気期」が夏真っ盛りといったところです。

そしてこの運命グラフの形ですが、なんと誰にでも同じものが使われます。そうです、ある意味誰でも同じ結果になりそうですが、人によって起点が違います。

また、この周期の幅は12年、一年、12日間と応用されます。

ここが肝心なポイントですが、運命グラフの形や要素の順番は誰でも同じですが遭遇する運命的な悩みや壁は同じではないということ。

0学占いの運命グラフは、この運命をコントロールするための一つの目安として使われます。

例えば、「良い人に出会ったけど…うまくいかないから離れたい」と悩んでいる人が、

「0地点」や「精算期」なら「いい方向に向かうから動かず耐えましょう。」

逆に「背信期」なら、「もがいても無駄なので、終わらせるかやり方を変えましょう」と、

単純すぎますが、こういう方針になると思います。

0学占いの良いところは、運勢が下がる部分もありますが何度も周期を重ねると右肩上がりになるポジティブな占いだという事。

しかし、「人の人生、誰もが右肩上がりはおかしい」と感じる人も沢山いると思います。

ここで大切なのは「高い壁や困難に遭遇しても、諦めて運命に飲み込まれたりせず、チャンスを見逃さずに自分の手で動かす」ということです。

0学占いは単純に今日は吉。今年は悪い運勢。などという考え方ではないので、もっと具体的に「何をしたらいいか」「どう動けばいいか」など、

得られるアドバイス・助言は、成功や願望を成就させるための大きな力になります。

そんな時期を見るのが得意そうな0学ですが、時期だけではありません。

生年月日から、運命の他にもその人の性格・性質も導き出します。

0学では生まれた年の干支を基本とし、

「水王星」、「木王星」、「月王星」、「火王星」、「金王星」、「土王星」

という6種類の「0星」を導き出し、これに陰と陽を組み合わせて

「天王星」、「土星」、「小王星」、「金星」、「冥王星」、「火星」、「魚王星」、「月星」、「海王星」、「木星」、「氷王星」、「水星」

という12種類の支配星に分類します。

※またここでの陰と陽は“一般的な明暗という意味ではなく、受動的・能動的ということを表している”とされています。

さらに、生まれた年(干支)から「0学星座」という独自の要素も加え、支配星と0学星座の組み合わせからその人の性質・性格を導き出します。

0学占いは人との相性をみるのも優れているといわれています。

他人や自分の性質・性格の相性とは、広く複雑なモノです。

命占いでの簡単な相性診断では、その広く複雑なモノの中から一部分しか汲み取らないので、「そう言われればそうかもしれない」と納得してしまいますが、

0学占いは、いろいろな占術の集大成と言われる通り、詳しくみることができます。

その点が、「人との相性をみるのも優れている」と言われる所以だと思います。

ここで説明したことは、無料の診断系サイトでも体験することができます。しかし、0学占いの醍醐味は、具体的なアドバイスです。

全体を見るあまり、なんとも曖昧に感じてしまう内容になりがちな命占いですが、

もっと鮮明で頼りにしやすい鑑定結果を求めている場合は、0学占いができるプロの占い師に鑑定をお願いしてみるのもいいかもしれません。